金融庁で検討されているレバレッジ10倍規制について考える

金融庁で検討されているレバレッジ10倍規制について考える

かなり以前になりますが、FX取引について高レバレッジが可能であったレバレッジが金融庁によって25倍までに規制されました。FXによって大儲けした個人などのことがインターネットに出て来るなどによって、FXブームが起こり、その結果としてFXによって大損をする個人が増えたために金融庁が規制に動いたという経緯があったのですが、今回はその25倍のレバレッジ規制を10倍のレバレッジまで引き下げることが検討されているということです。
10倍のレバレッジという数字は世界で流通している主要な通貨の変動率が11%強であるということから、レバレッジが9倍で元本が消失するという計算から10倍ということになっているようですが、全くナンセンスというべきでしょう。10倍のレバレッジでリスクは減りますが、リスクがなくなるわけではなく、おまけに金融庁の規制は日本国内の業者に限ることであり、実際には海外のFX業者では25倍よりももっと高レバレッジの取引をすることも可能になっています。金融庁が規制に走ることによって、海外のFX業者はこれをチャンスとして攻勢をかけてくることが考えられます。つまり金融庁の規制は世界標準ではないということを意味しているのです。